分娩とは、私たちに愛情と自然への畏敬の念を感じさせる、不思議で素晴らしい過程です。一定期間、赤ちゃんは子宮の中で、お母さんの血液から栄養を摂って成長していきます。そして時期がくれば、子宮は赤ちゃんを押し出すために収縮し、分娩の過程が始まります。 分娩はそれぞれのお母さん、そしてそれぞれの赤ちゃんによって異なります。私は、起こり得るさまざまな分娩の情報を集めています。ある妊婦さんは、まったく痛みの伴わない分娩を経験しています。彼女は自分が分娩の過程にあることの自覚もなく、最後の20分になって、はじめて分娩の過程にあることに気づき、笑う余裕さえ持ちながら出産したのです。そうかと思えば、ある妊婦さんは分娩の初期から困難な状態にあり、激しい痛みに苦しんだあげく、最後は帝王切開を行わざるを得ない状況になってしまいました。 現在では、分娩に対する危険性が強調されすぎているからか、多くの女性が分娩に対して恐れを抱いています。本来ならば、人類がずっと行ってきた自然な過程であるはずなのに、いつの間にか、まるで人生の恐ろしい過程であるかのようなイメージさえ持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。多くの医師は、病院で出産すべきだと妊婦さんに言っています。お決まりのかたちで出産を行い、陣痛が始まる前から痛みを抑える準備をし、あるいは私たちの希望する日に赤ちゃんが生まれるよう、帝王切開の準備をしているケースもあります。私たちの母親やおばあさんの世代は、このような出産を行いませんでした。そしてこのような出産は、私たちの愛する赤ちゃんを誕生させる良い方法だとは思えません。 分娩は、お腹の中で赤ちゃんを育ててきた妊婦さんの最後の仕事であり、神秘的な贈り物でもあるのです。自然に身を委ねる行為であるとともに、「赤ちゃんを産むのよ!」と自分自身の中の母性本能に訴えかけなければなりません。痛みもあるでしょうし、笑う余裕などないでしょう。でもそれで良いのです。私の場合、分娩に感謝し、慈しむことだけを考えていました。私は時々、分娩した日を私の第二の誕生日だと例えています。なぜなら、息子がこの世に誕生したとき、私はまさに女性として生まれ変わったように感じたからです。私の出産は、暖かい水の入った出産プールの中で、バッチフラワーやホメオパシー、そしてエッセンシャルオイルなどで痛みを抑えながら行われました。おかげで、痛みにも耐えることが出来ました。実際、今振り返ってみても、ひどくはなかったものの痛みはずっとありました。しかし、分娩に関する知識があったこと、そして赤ちゃんをこの世に誕生させるために、恐怖心に打ち勝たなければならないと思っていたことも、痛みに耐えることが出来た理由だと考えます。はじめてわが子を腕に抱いたとき、その達成感から、まるでエベレストを征服したかのような感情を抱きました。 分娩和らぎオイルは、子宮のリズミカルで力強い収縮を助け、陣痛を和らげるものとして長い間使われてきたエッセンシャルオイルを配合しています。分娩第二期に必要な体力を残しておくため、このオイルは分娩第一期にご使用下さい。 分娩がうまくいくという保証は誰にも出来ません。時には難産もあるでしょう。しかし、バッチフラワーやハーブ、ホメオパシーやエッセンシャルオイルを使用することによって、少なくとも自分自身で「やるべきことはやった」と納得することで、気持ちに安心感が芽生えるのではないでしょうか。 分娩を恐れる前に、備えましょう。どうか、皆様が最高の分娩を迎えますように。
カースティン・テイラー