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第ニ回 生理痛について
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イランにあるTarbait Modarres大学のチームによる研究結果によると、ビタミンEが月経時における生理痛や出血を抑え、その結果、痛み止めなどの薬の使用量も削減できることが判明しました。
月経時の諸症状に悩んでいる15〜17歳の278人の少女を対象に、ビタミンEが200IU含まれているタブレットを、1回2錠、1日2回、5日間(生理が始まる日の前2日と、始まった後の3日)与え、これを各生理日ごとに続けて4回行いました。
彼女たちはビタミンE以外にも、痛みが続く場合に備えて、200mgの非ステロイド抗炎症薬(NSAID)を8時間おきに服用することが許されていました。
それぞれの被験者について、生理痛の度合いや継続期間、および出血の量を確認したところ、以下のようなデータが入手できました。
- ビタミンEを摂取したグループは、生理痛が著しく軽く、痛みを感じる期間も短くなったことが確認されました。
- 出血の量も明らかに減少し、これといった副作用も見られませんでした。
- NSAIDの服用率を確認したところ、ビタミンEを摂取していないグループの服用率が89.4%だったのに対し、摂取したグループは、わずか4.3%だったことも判明しました。
現在、約40%の女性が月経時の諸症状に悩み、日常の生活に支障が出るほどの生理痛を経験した人も約10%いると言われています。そのようなとき、NSAIDは確かに効果的ではありますが、この薬は誰にでも使用できるわけではありません。また、他の薬についても効果は不明瞭です。
特定の病気に基づかない、いわゆる原発性の月経困難症は、プロスタグランジンという物質が多く産生され、その結果子宮が収縮されて起こるとされていますが、ビタミンEは、このプロスタグランジンの産生を抑える働きがあるのではないかと考えられています。
いずれにしても、今回の研究結果は、月経時の諸症状に悩む女性にとって朗報であり、更なる研究が望まれます。
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