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Q3.妊娠中の体重増加について
私は妊娠3ヶ月目頃から体重が増え始め、止まりません。食事には気をつけているのですが、このまま肥満になってしまいそうで不安です。どういう点に注意すればいいのか教えて下さい。
A.妊娠中に増加する体重の割合は、人それぞれです。元来やせ型の方が妊娠した場合、体重増加の割合が比較的高くなります。肥満型の方の場合はその割合が低くなる傾向があります。しかし、体重の増加を気にしすぎるのも考え物です。というのも、気にしすぎるあまり食事の量を減らすと、お腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があるからです。妊娠中にお母さんが何を食べたかによって、糖尿病や心臓病、肥満など、生まれてくる赤ちゃんの健康状態が決まってしまうという報告もあります。

太りたくはないけれども、赤ちゃんも育てなければならないという大きなプレッシャーがあることは分かりますが、私はいつも妊婦さんに対し、妊娠中はそれを最優先するように主張しています。妊婦さんの最大の仕事は、バランスのとれた栄養価の高い食事を摂り、健康な赤ちゃんを育てることです。妊娠してから、赤ちゃんが誕生し、離乳期に入る6ヶ月くらいまでの約1年半の期間、私たちは、体型の維持やおしゃれといった「女ごころ」を犠牲にする覚悟も必要です。

もしも妊娠中の方が適切な栄養を摂らなかった場合、赤ちゃんの流産、先天異常、未熟児、死産、発育不良などのリスクが増大します。また、妊婦さんの摂取する栄養分が不足した場合、赤ちゃんの脳の成長にも影響を及ぼします。

体重の増加を、いわゆる肥満と考えるのは間違っています。成長を続ける赤ちゃんだけでなく、胎盤、羊水などの重量も加わりますし、子宮やおっぱいなども大きくなります。また、血液や血管、体液なども通常に比べて増加します。これらのものは、出産後および離乳後はもとに戻ります。

参考までに、妊娠に伴って増加する重量の割合は以下のとおりです。

大まかな赤ちゃんの体重:38%
大まかな胎盤の重量:9%
羊水の重量:11%
子宮やおっぱいの増量分:20%
血液等の増量分:22%
トータル:100%

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